[ OVERVIEW ]
論文の図表を、動くアニメーションへ。
「論文の図表を3Dアニメーションにしたい」——そんな依頼から始まったプロジェクトです。2018年にNature Communicationsに発表されたRT-RamDA-seqは、非ポリAも含むRNAの完全長の配列を計測できる技術。しかし、静的な図表では、逆転写酵素がニック(切れ目)を起点にcDNAを合成・置換していく連鎖的な動きを直感的に伝えることには限界があります。ハイドロコアは、論文を読み、監修の林先生とディスカッションを重ねながら、3DCGアニメーションとして再構築しました。
SCENES
制作にあたって
私たちハイドロコアでは、論文の精読と監修の林先生へのヒアリング・分子キャラクター設計・シナリオライティング・3DCG制作・編集・字幕制作(日英)までを一社で担い、RT-RamDA-seqの複雑な反応を、専門外の方にも伝わる映像に翻訳することを目指しました。
- 01サイエンスディレクション
- 02構成設計・シナリオ
- 03ビデオコンテ制作
- 04分子キャラクター設計
- 053DCG制作・アニメーション
- 06編集・字幕制作(日英)
ミエナイモノヲ可視化し、いちばん伝わるカタチに。
まずは、ご相談ください。
関連サービス:サイエンスディレクション / CG制作
OVERVIEW
- クライアント
- 理化学研究所
- 制作物タイトル
- 「RT-RamDA-seq」3DCGアニメーション
- 監修
- 林 哲太郎 先生(国立研究開発法人理化学研究所)
- 制作期間
- 約2ヶ月
- 仕様
- 約1分20秒/1920×1080(フルHD)/30fps/英語版・日本語版
- 用途
- 学会発表・研究広報
- ハイドロコア担当
- サイエンスディレクション・構成設計・ビデオコンテ制作・分子キャラクター設計・3DCG制作・編集
FAQ
よくある質問- RT-RamDA-seqとはどのような技術ですか?
- 理化学研究所が開発したシングルセル全RNA解析法です。従来のRNA-seqではポリA配列を持つmRNAしか検出できませんでしたが、RT-RamDA-seqはポリAの有無にかかわらず、ノンコーディングRNA・ヒストンmRNA・エンハンサーRNAなども含む全RNAを単一細胞スケールで捉えることができます。DNAのニックを起点として逆転写酵素がcDNAを合成・置換していく独自の増幅機構が特徴です。
- このアニメーションはどのような用途で活用されていますか?
- 学会発表・研究広報・メディア提供向けに活用されています。目に見えない分子レベルの反応プロセスを直感的に伝えるサイエンスコミュニケーションツールです。日本語字幕・英語字幕・字幕なしの3バージョンを制作しており、国内外の発表に対応しています。
- 制作体制はどのようなものでしたか?
- サイエンスディレクション・構成設計・ビデオコンテ制作・分子キャラクター設計・3DCG制作・編集・字幕制作(日英)まで、ハイドロコアが一社で担当しました。科学論文を精読したうえで逆転写酵素やT4タンパクなどの分子キャラクターを設計し、正確性と視覚的わかりやすさを両立しています。